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すべての人が働きやすい会社を目指して
みなさん、こんにちは!
兵庫トヨタ自動車(株)採用担当です。
弊社では、2018年より8年連続で今年度も「健康経営優良法人」の認定を受けることが出来ました。
残念ながら今年度は、健康経営優良法人の上位500社となる「ホワイト500」の認定は逃してしまいましたが、過去には6回認定を受けた実績があります。
この度は、健康経営の一環で「老若男女問わずの健康課題」をテーマに2025年3月17日に社内向けに開催された、生理痛体験会の様子をお届けいたします。
今回の体験会は、株式会社マイナビのメディカル事業本部事業開発部の講師の方をお招きし、管理職を含む19名がwelltowa生理痛体験会に参加しました。
体験会当日は、ピリオノイドによる生理痛体験だけでなく、講師の方より「生理」や「生理痛」についての基本知識の講義や、グループワークを通して「女性特有の痛み」について理解を深める機会をご提供いただきました。
そもそも生理とはどういったものなのか、生理痛だけでなく月経前症候群(PMS)などの症状についてもお話いただきました。
この生理痛体験では、電気を使って筋肉を刺激するEMSを用いて、月経時に生じる腹痛を疑似体験できるVR装置、「ピリオノイド」を使用し生理痛の体験をしました。強さの設定は、弱・中・強とあり、男性はもちろん生理痛の軽い女性も生理痛を体験することができます。
実際のピリオノイドの体験では、まずは弱から体験し、徐々に強度を上げていきました。男性はもちろん女性も顔をしかめたり、声をあげたり、机にうずくまる方もいました。
男性陣は、これが何日も続くことにびっくりしている方が多く、女性陣も自分の生理痛が軽いものだとこの体験を通して気づいた方もいました。
その後のグループワークでは、体験した痛みを通して、どうすればすべての人が働きやすくなるのか、生理痛の重い方に対してどのような気遣いができるのかなどを話し合い、各グループの意見を発表しました。
事前に実施した社内の意識度調査では、「女性特有の健康課題」について理解したい男性72%、理解を求めている女性はほぼ100%という結果が出ていましたので、体験会に参加した男性陣も真剣にグループワークに取り組んでおり、
女性意見として、
・女性の同僚や先輩には話せるが、男性の上司に話しにくい
・生理休暇があるが、知られたくない人からすると「私は今生理です」と言っているようなものなので休暇を取得しずらい
・同じ女性でも生理痛の有無や度合いは様々なので、女性同士でも対応に困るケースもある
男性意見として、
・自宅では妻から生理痛がしんどいと言ってくれるが、職場ではなかなか女性から男性に状態を伝えるのはむずかしいと思う
・生理に対して知識がないので、どのように女性に接していいかわからない
などが挙げられ、具体的な改善策はこの体験会で見つけることは難しかったようですが、生理に対しての知識や痛みを知ることができた会になり、理解を深めることができました。
まだまだ女性社員の割合が少ない弊社ですが、すべての人が働きやすい職場を目指して日々改善が必要だと再確認できた時間になりました。